“血曼陀羅”の読み方と例文
読み方割合
ちまんだら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しいんと張りつめた板敷きに五十一人の膝が二列に並び、そのあたりへ、さるこく(午後四時)ごろの薄らがななめにさして、それがなお血曼陀羅ちまんだらのような色光を加えていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)