虚心風吟きょしんふうぎん)” の例文
日向ひゅうがどのの歌でも、後になって見ればこそ、この時、逆意のきざしすでにありと、察しることもできましょうが、虚心風吟きょしんふうぎんの席、誰があんな大事を予知することができましょう。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)