蔀明しとみあか)” の例文
いまも、かすかな蔀明しとみあかりを横に、帳台の側に、大床子だいしょうじ(机)を置かれ、おつかれらしい頬杖をのせて、ややお体をくずしておられた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)