蒲団縛ふとんしば)” の例文
些細な落度を、威猛高いたけだかののしって、猿をなぐらせたり、蒲団縛ふとんしばりにして飯を食わせなかったりした。だが、そうすればする程、牢内の人気は猿へ傾いて行く気がした。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)