葬鐘そうしょう)” の例文
遙か頭の上の、例の不気味な時計塔から、葬鐘そうしょうの様な十一点鐘が聞えて来た。それから三十分もたったであろうか、二郎はふと妙な音に気づいた。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)