“葫芦(ころ)” の例文
蜀軍が葫芦(ころ)の天嶮(てんけん)に、久しい間、土木を起していたのは、不落の大基地を構築するためであったに違いない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしておのおの黒衣素足(こくいすあし)、手に牙剣(がけん)をひっさげ旗を捧げ、腰には葫芦(ころ)をかけて内に硫黄(いおう)煙硝(えんしょう)をつめこみ、山陰にかくれていて、郭淮の部下がわが王平軍を追いちらし
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その多くは、葫芦(ころ)の口へ兵糧を運んでゆく蜀勢を襲撃したもので、糧米、輸車、そのほかの鹵獲は、魏の陣門に山積され、捕虜は毎日、珠数(じゅず)つなぎになって送られて来た。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)