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落籍
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みうけ
ふりがな文庫
“
落籍
(
みうけ
)” の例文
「鳰鳥の
落籍
(
みうけ
)
、差し支えないな。差し支えなければ、その金で、よろしいように扱かってくれ。夜にならぬ中に連れて出たい」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
左膳が館を駈け出してから、これまた半刻も経った頃、例の美しい「紫の君」が、あわただしそうにはいって来たが、鳰鳥の
落籍
(
みうけ
)
を聞くや否や、
颯
(
さっ
)
と顔色を蒼白くした。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「主人、喜べ、わが君が
鳰鳥
(
におどり
)
を
落籍
(
みうけ
)
なさるのじゃ。その相談に拙者が来た。拙者は木曽家の家中の者、洞院左膳と申す者じゃ、千でも二千でも金高を云え。金には糸目つけぬからな」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“落籍(
身請
)”の解説
身請(みうけ)は、芸娼妓などの身の代金(前借り金)を支払い、約束の年季があけるまえに、稼業をやめさせることである。身請ののち、自分の妻、また妾にすることもある。落籍ともいう。
(出典:Wikipedia)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
籍
常用漢字
中学
部首:⽵
20画
“落籍”で始まる語句
落籍祝