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落籍
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うけだ
ふりがな文庫
“
落籍
(
うけだ
)” の例文
娘が孝行で何より幸い、縹緻はよし気質は優しく、当世珍らしいあのお種、ナーニ年期の済まねえ中に
落籍
(
うけだ
)
されるのは知れたこと。女氏無くして玉の輿、立身出世しようもしれぬ。
村井長庵記名の傘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
廓
(
なか
)
にいる、小ちゃい姉ちゃんを
落籍
(
うけだ
)
して、あとのお金で店でも出して、みんなで仲よく働いてお暮らしよ——、そうして、細かいことは、この手紙に書いてあるから、お父さんが帰ったら、よく
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“落籍(
身請
)”の解説
身請(みうけ)は、芸娼妓などの身の代金(前借り金)を支払い、約束の年季があけるまえに、稼業をやめさせることである。身請ののち、自分の妻、また妾にすることもある。落籍ともいう。
(出典:Wikipedia)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
籍
常用漢字
中学
部首:⽵
20画
“落籍”で始まる語句
落籍祝