“莫迦面”の読み方と例文
読み方割合
ばかづら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その様子を見る度に、以前の物語の聴手ききて達は、この莫迦面ばかづらなまけ者に、貴い自分達の冬籠りの食物を頒けてやったことを腹立たしく思出した。シャクにふくむ所のある長老達は北叟笑ほくそえんだ。
狐憑 (新字新仮名) / 中島敦(著)