トップ
>
荷前
>
ノザキ
ふりがな文庫
“
荷前
(
ノザキ
)” の例文
此を見ても、村々の秋の祭りは新嘗から出て居り、其が神嘗祭の日に近く、
荷前
(
ノザキ
)
の初穂の一部を以て行ふ様になつた事が知れる。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
この
荷前
(
ノザキ
)
は、東人が捧げた、生蕃の国々の威霊であつたのを、天子から更に、まづ陵墓に進められたことゝ解する外はない。
たなばたと盆祭りと
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「東人の
荷前
(
ノザキ
)
のはこの荷の緒にも……」など言ふ様に、都人の注意を惹いたほどの異風をして来たのである。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
九月上旬までに集まつた諸国の
荷前
(
ノザキ
)
の初穂は、中旬に、まづ伊勢両宮に進められる。其後、十一月になつてから、近親の陵墓にも初穂が進められ、此と前後して新嘗祭りがとり行はれる。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其奏せられる場合を仮定して見ると、
荷前
(
ノザキ
)
貢進の際であらうと考へられる。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
第一は、神嘗祭りであり、第二は
荷前
(
ノザキ
)
ノ
使である。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“荷前”で始まる語句
荷前使