荒廃さび)” の例文
旧字:荒廢
クッキリと黄色い光線をびている甃石の上は、日蔭よりも淋しかった。青空も、往来も、向う側の家々も、黒眼鏡を通して見るように明瞭はっきりとして、荒廃さびれて見えた。
P丘の殺人事件 (新字新仮名) / 松本泰(著)