“花曇子”の読み方と例文
読み方割合
はなどんす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ころげおちた将の放れ駒には“三本からかさ”の金貝かながいったくらがおかれてあり、この鞍といい、また花曇子はなどんすのよろい直垂衣ひたたれや、おびていた鬼丸の太刀も、名越尾張守高家のものにちがいなかった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)