“色合い”の読み方と例文
読み方割合
ニュアンス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めは小さな装飾音とグルペッティ(短連符)とを持った田舎ふうの優雅さで、やさしく静かである。少しずつ、全体が動揺する。魂のあらゆる色合いニュアンス。憂鬱。不安な荒々しい力。
色合いニュアンスの怖ろしさではないだろうか。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)