航海こうろ)” の例文
喜望峯を迂回して行く船の幾度いくたびか恐しき目に遭いし事は、今なお世人の記憶せる処ならん、しかるにスエズ運河の通じて以来、普通の船舶にてこの航海こうろを取るものはきわめてまれに
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)