自恃ほこり)” の例文
人に知らせないようにる、この早業はやわざは、しかしながら、礼拝と、愛撫と、謙譲と、しかも自恃ほこりをかね、色を沈静にし、目を清澄にして、胸に、一種深き人格を秘したる
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)