自恃居士じじこじ)” の例文
陸奥福堂むつふくどうも死際にはしきりに細君を叱つたさうだし、高橋自恃居士じじこじも同じことだつたといふし、して見ると苦しい時の八つ当りに家族の者を叱りつけるなどは余一人ではないと見える。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)