自動自転車オートバイ)” の例文
来たなと思うと、不意に爆音すさまじく、疾風のごとく走り出した一台の自動自転車オートバイがボアの方向をさして矢のごとく疾駆し去った。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
……済まないが、ほんのチョットでいいからこの脚本ほんを貸してもらえまいかといううちに、引ったくるようにポケットに突込んで、無我夢中みたいに自動自転車オートバイに飛乗って帰った
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)