“臨済宗（りんざいしゅう）” の例文

向岳寺の開山は、抜隊禅師（ばっすいぜんじ）、臨済宗（りんざいしゅう）のうちにも抜隊流の本山であります。そこの尼寺を開いたのは赤松入道円心の息女であるということであります。

大菩薩峠：15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

十二、三歳の頃、ぜひ坊さんになりたいと言って、私の村から一里ばかり離れた隣村の慧林寺（えりんじ）の小僧となり、当時臨済宗（りんざいしゅう）の管長（かんちょう）をしていた坊さんの弟子になって

何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)

“臨済宗”の解説

臨済宗（臨濟宗、りんざいしゅう、Linji school）は、中国の禅宗五家（臨済・潙仰・曹洞・雲門・法眼）の一つ。中国、日本、台湾、韓国などに信徒を持つ。
日本仏教においては禅宗（臨済宗・曹洞宗・日本達磨宗・黄檗宗・普化宗）の一つ。また鎌倉仏教の一つである。曹洞宗が単一教団であるのに対して、十五派に分かれて活動している。
(出典:Wikipedia)

臨	常用漢字 小６ 部首:⾂ 18画
済	常用漢字 小６ 部首:⽔ 11画
宗	常用漢字 小６ 部首:⼧ 8画