ずい)” の例文
牝、牝も骨身……肩、腰、胸、腹、やわずいまで響いてこたえておろうに。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
陰鬱な氣懶けだるい氣持は夜が更けるにつれて刻々に骨のずいまで喰ひ込んだ。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)