“膠玉”の読み方と例文
読み方割合
にかわだま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は云いながら、ポケットから小さな膠玉にかわだまを取り出して、ハシッと壁にぶっつけた。膠が破れて、濃い血のりが、その壁が生きた人間の胸ででもある様に、タラタラと流れた。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)