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腰付
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こしつき
ふりがな文庫
“
腰付
(
こしつき
)” の例文
「あの
腰付
(
こしつき
)
を御覧なさい」と村での
通人
(
つうじん
)
仁左衛門さんが嘆美する。「星合団四郎なンか中々強いやつが向う方に居るのですからナ」と
講談物
(
こうだんもの
)
仕入れの智識をふり廻す。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
暫く私は門口に
佇立
(
たたず
)
んで後姿を見送っておりますと、やがて
生酔
(
なまよい
)
の
本性
(
ほんしょう
)
を顕して、急にすたすたと雪の中を歩いて行きました。見れば
腰付
(
こしつき
)
から足元からそれ程酔ってはいないのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
嵐にあおられた薊の種子がブウと音を立てながらクレーヴン探偵の体を
掠
(
かす
)
めて弾け飛んだが、そのたびごとに探偵は想わずそれをよける様な
腰付
(
こしつき
)
になりながらピョコリと飛上っていた。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“腰付”で始まる語句
腰付馬