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背長
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せたけ
ふりがな文庫
“
背長
(
せたけ
)” の例文
良民社会に対して容易ならぬ恩人なるを知り我が前に行く目科の身が急に重々しさを増し
来
(
きた
)
り、其
背長
(
せたけ
)
さえ七八寸も延しかと疑わる
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
といふのは、彼女の言ひ草では、一方からは
背長
(
せたけ
)
の小柄な人が、他方からは大柄な人が乗るのに都合が好いといふのであつた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
疾視付けられた者は通りすがりの巡査で、巡査は立止ッて不思議そうに文三の
背長
(
せたけ
)
を眼分量に見積ッていたが、それでも何とも言わずにまた
彼方
(
あちら
)
の方へと巡行して往ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
彼女の
背長
(
せたけ
)
はほとんど巨人のやうで、またそれに全くふさはしい肉つきと腕力とをそなへてゐた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“背長”で始まる語句
背長椅子