胆煎きもいり)” の例文
彼は山の手の同好者をあつめて「絵馬の会」というのを組織し、自分がその胆煎きもいりとなって毎年の春秋二季に大会を催すことにした。
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「久しぶり、また汁講しるこうを催そう。このたびの世話役は、又四郎と林助に申しつける。近日のうちに廻状かいじょう、支度など、胆煎きもいりせい」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)