美味よきあじ)” の例文
平生へいぜい食し習わぬ珍らしき物をきっして非常に美味よきあじを感ずる事あり。また以前好まざりし物を喫してにわかにその味を好むようになる事あり。それらは食物が成分の不足を教えたるなり。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)