“羂索”の読み方と例文
読み方割合
けんさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左手に羂索けんさくを執り、宝盤山の上に安坐して、叱咤暗鳴しったあんめいを現じて、怖三界ふさんがいの相をすという威相は、その煤けた古色の間から燦然さんぜんと現われているところを見れば
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)