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縣居
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あがたゐ
ふりがな文庫
“
縣居
(
あがたゐ
)” の例文
新字:
県居
寶暦十年の秋、濱町といふ所へ家をうつして、庭を野邊、又は畑につくりて、所もいささかかたへなれば、名を
縣居
(
あがたゐ
)
といひて住みそめける。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
この
三派
(
みつまた
)
の
片岸
(
かたぎし
)
、濱町——大川の浦には、五六十年後の寶暦十年には、國學者
縣居
(
あがたゐ
)
の
翁
(
おきな
)
賀茂眞淵
(
かものまぶち
)
が居た。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と吟じ、五十年ばかりたつと、賀茂の眞淵うしの
縣居
(
あがたゐ
)
は、こつちがしの濱町、大川の浦に新築され、庭を野邊、畑につくり、名ある國學者を招いて十三夜の月をめでてゐる。
大川ばた
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
縣
部首:⽷
16画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“縣”で始まる語句
縣
縣主
縣下
縣廳
縣立
縣路