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縊死
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いっし
ふりがな文庫
“
縊死
(
いっし
)” の例文
葬式の五日目に、話題に上った上祖師ヶ谷の行衛不明の兵士の消息を
乳屋
(
ちちや
)
が告げた。兵士の彦さんは
縊死
(
いっし
)
したのであった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
楠正成の湊川における戦死は決して
権助
(
ごんすけ
)
の
縊死
(
いっし
)
にあらざりしなり(福沢先生明治初年頃の批評)、南朝は彼の戦死によりて再び起つべからざるに至れり、彼の事業は失敗せり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“縊死”の意味
《名詞》
縊 死(いし)
(一般的には、自らの意思で)首を括って死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
“縊死”の解説
縊死(いし、en: Hanging)とは、索状物で自重またはモノの重さにより首(頸部)が圧迫されることで、呼吸や脳の血流が阻害され、脳や臓器に回復不能な機能障害が起き(縊頸)、結果として死に至ることをいう。身体が完全に宙に浮き、全体重が索状物にかかっている場合を定型的縊首(首吊り死)、それ以外の場合を非定型的縊首という。
(出典:Wikipedia)
縊
漢検1級
部首:⽷
16画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“縊死”で始まる語句
縊死体
縊死者
縊死人
縊死自殺