緑玉りょくぎょく)” の例文
緑玉りょくぎょく、碧玉、孔雀石くじゃくせきの片がほろ/\とこぼれて、其数約二十余、葉末の露にも深さ一分の水盤の水にもうつって、光ったり、消えたり、うれしそうに明滅めいめつして、飛び立とうともしない。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)