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緋縮緬
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ひちりめん
ふりがな文庫
“
緋縮緬
(
ひちりめん
)” の例文
十八娘の美しさが、
恐怖
(
きようふ
)
と激情に
薫蒸
(
くんじよう
)
して、店中に匂ふやうな艶めかしさ。鹿の子絞り帶も、
緋縮緬
(
ひちりめん
)
の
襦袢
(
じゆばん
)
も亂れて、中年男のセピア色の腕にムズと抱へられます。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
友禅模様の、めざむるばかりにあでやかな長着、
緋縮緬
(
ひちりめん
)
の長
襦袢
(
じゅばん
)
が、いましめられた姿の裾からこぼれんとする。
恰
(
あたか
)
も、雨にうたれた牡丹が、まさに崩れんとする風趣である。
純情狸
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
縮
常用漢字
小6
部首:⽷
17画
緬
漢検準1級
部首:⽷
15画
“緋縮緬”で始まる語句
緋縮緬小褄