“綉褥”の読み方と例文
読み方割合
しとね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万戸は驚いて介抱したが蘇生しないので、綉褥しとねに包んで家の背後の圃中はたなかにある銀杏いちょうの樹の下へ埋めた。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
墓があばかれて、綉褥しとねに包まれた愛卿の死骸が露われた。趙は我を忘れてそれを開けてみた。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)