絶間きり)” の例文
暗碧な空の心——こほろぎまでが恐ろしいお岩稲荷の物かげからまるで小さな硝子玉でも磨り合はせるやうに絶間きりもなく感覚的な啜り泣きを続ける。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)