“絵羽附”の読み方と例文
読み方割合
えばづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すっかり支度が出来上ったところで、一同夜の食卓に就いたが、悦子は妙子が珍しくも、緑の地色に白い大輪の椿つばきの花を絵羽附えばづけにした日本服の盛装でいるのを、じろじろ見守りながら云った。
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)