経師きやうじ)” の例文
旧字:經師
土に曳きひろする藤を挿してゆけ、かぐろの髪と紫と大路に浪をなさむ時、みやこをとめはさうぐるひ、千人ちたりにわけて与へよと、おん跡おはむそのなかに、われもまじりて西鶴の経師きやうじが妻のふりに似る
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)