だがおれは「不実」だから君を身うけしようなんぞとはもとより思っていない! ちょっとそんなことを考えたこともあるが、まあ君の身はあの「紅毛の犬」に任せることにしよう。
わかりましたか? これはついこのごろ、紅毛から渡って来た元込め銃——一発、ドンと射つと、それっきり、又込めなければ、つづけて射てぬ、あの古ッくさい、不自由な鉄砲とはちがうのだよ。
広海屋は、その頃、紅毛油を盛んに売り出していた。
“紅毛”の意味
“紅毛”の解説
紅毛(こうもう)、または紅毛人は、主に17世紀から19世紀にかけ(日本では江戸時代)、日本、福建・台湾、東南アジア華僑・華人社会などで使われた、白人(あるいはその一部・特定の国民)に対する呼称である。
閩南語(福建語)読みを音写した ang mo / ang moh(アンモ、アンモー)は、現代では侮蔑語・差別語とみなされることがある。中国語では侮蔑の意味を強めた「紅毛屎」「紅毛鬼」「紅毛猴」「紅気鬼子」という表現もある。
(出典:Wikipedia)
閩南語(福建語)読みを音写した ang mo / ang moh(アンモ、アンモー)は、現代では侮蔑語・差別語とみなされることがある。中国語では侮蔑の意味を強めた「紅毛屎」「紅毛鬼」「紅毛猴」「紅気鬼子」という表現もある。
(出典:Wikipedia)