サンチ)” の例文
なかなかあなどれない。三十六サンチの大砲弾が、うなりを立てて、遊撃隊の頭の上へ、襲いかかった。本多鋼鉄がどんなに強くても、油断はできぬ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
この四隻は同じ型の姉妹艦で、海軍省の発表によると、噸数トンすうは八千五百噸、武装は十五サンチ砲十五門、十二糎高角砲四門で、速力は三十三ノットだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
『金剛』『伊勢』『扶桑』らは、十四サンチ砲弾を波の中へちこみ、駆逐隊は、爆雷を投げて、ふせいだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)