“粧飾(つくり)” の例文
粧飾(つくり)より相貌(かほだち)まで水際立(みづぎはた)ちて、凡(ただ)ならず媚(こび)を含めるは、色を売るものの仮の姿したるにはあらずやと、始めて彼を見るものは皆疑へり。一番の勝負の果てぬ間に、宮といふ名は普(あまね)く知られぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)