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筆捨
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ふですて
ふりがな文庫
“
筆捨
(
ふですて
)” の例文
筆捨
(
ふですて
)
、
沓掛
(
くつかけ
)
などの山坂へかけて四つの休み茶屋があるところから、この辺を総称して、地名的にそう呼ぶのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
名匠
狩野元信
(
かのうもとのぶ
)
が、いくら巧に描いても繪は到底自然生えの杉の美しさには比ぶべくもないと浩歎を發して繪筆をとつて、投げ捨てたと傳へられる
筆捨
(
ふですて
)
の溪も遠くはない。
伊賀、伊勢路
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“筆捨”で始まる語句
筆捨山