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笟
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ざる
ふりがな文庫
“
笟
(
ざる
)” の例文
爼板
(
まないた
)
の出してあるは南瓜を祝うのです。手桶の寝せてあるは
箍
(
たが
)
の切れたのです。
笟
(
ざる
)
に切捨てた
沢菴
(
たくあん
)
の尻も昨日の茶殻に交って、
簓
(
ささら
)
と
束藁
(
たわし
)
とは添寝でした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
棒の両端に大きな
笟
(
ざる
)
を二つ下げている人が、一つには一匹の大魚を、他にはそれとバランスをとるために数個の重い石を入れていることがある! これは精力の浪費だと思う人もあろう。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
笟
部首:⽵
11画