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竜涎香
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アンバア
ふりがな文庫
“
竜涎香
(
アンバア
)” の例文
旧字:
龍涎香
あるのは、ただ、ルセアニア人が残して行った微かな
竜涎香
(
アンバア
)
の薫りと、一晩中密閉されていた彼女の体臭とが混合して、喫煙室のそれのように、重く揺らいでいる空気だけだった。
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
巴里
(
パリー
)
風の洒落た服装と、
竜涎香
(
アンバア
)
のにおいとを私の車室へ運び入れて、それから私も、彼とだけずっと
饒舌
(
しゃべ
)
りこんで来た、若いルセアニアの商人が、私を、自分の前の
空
(
あき
)
椅子へ招待するのに任せた。
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
“竜涎香”の意味
《名詞》
抹香鯨の腸内から採取される蝋状の塊の香料。
(出典:Wiktionary)
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
涎
漢検1級
部首:⽔
10画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“竜涎”で始まる語句
竜涎