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アンバア
ふりがな文庫
“アンバア”の漢字の書き方と例文
語句
割合
竜涎香
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竜涎香
(逆引き)
あるのは、ただ、ルセアニア人が残して行った微かな
竜涎香
(
アンバア
)
の薫りと、一晩中密閉されていた彼女の体臭とが混合して、喫煙室のそれのように、重く揺らいでいる空気だけだった。
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
巴里
(
パリー
)
風の洒落た服装と、
竜涎香
(
アンバア
)
のにおいとを私の車室へ運び入れて、それから私も、彼とだけずっと
饒舌
(
しゃべ
)
りこんで来た、若いルセアニアの商人が、私を、自分の前の
空
(
あき
)
椅子へ招待するのに任せた。
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
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