“竜土”の読み方と例文
旧字:龍土
読み方割合
りゅうど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取りあえず町方まちかたに通知して、その盗難詮議を依頼することになりました。八丁堀同心の矢上十郎兵衛は麻布の御用聞き竜土りゅうどの兼松を呼んで、その探索を命じる。
半七捕物帳:65 夜叉神堂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
今度は宇和島家の方に相談をして貰いたいと云うので、れから又私は麻布あざぶ竜土りゅうどの宇和島の屋敷にいって、家老の桜田大炊さくらだおおいと云う人に面会してその話をすると、一も二もなく
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)