窈窕あでやか)” の例文
二十歳はたちか二十一、二とも思われる、女の姿のまた窈窕あでやかさ! しなやかな首筋はすんなりと肩へ流れて、純白女神のごとき白絹の綾羅うすものを装うていた。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
真白な頬に薔薇色の血を上らせて、たださえ美しいそのおもてが何という窈窕あでやかさだったでしょうか。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)