空山一路くうざんいちろ)” の例文
やがて長閑のどか馬子唄まごうたが、春にけた空山一路くうざんいちろの夢を破る。憐れの底に気楽な響がこもって、どう考えてもにかいた声だ。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)