“空前”の読み方と例文
読み方割合
くうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして博士があのとき氷室検事にちょっともらしたとおり、このあたりの村々を栄えさせるための空前くうぜんの大事業に手を染めたのだった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、後はなにがなんだか、れかえるような騒ぎで、合唱も器楽もみ消されてしまった。実に空前くうぜん大喝采だいかっさい、空前の昂奮だった。——何がジュリアをこうも元気づけたか?
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)