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稼穡
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かしよく
ふりがな文庫
“
稼穡
(
かしよく
)” の例文
退いて民に
稼穡
(
かしよく
)
の道を教へたといはれる神が、高くも遠くも見たであらうことは、それもまた想像するに難くないやうな氣がする。
山陰土産
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
稼穡
(
かしよく
)
のことにのみ没頭してゐる僧侶とは違つてゐるのに眼を留めるものなどもあつた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
それでも退いて民に
稼穡
(
かしよく
)
の道を教へ、父は農業の祖神となり、子は商業と漁業との祖神となつたと言はれる神達が、どんな笑をこの世に持ち來したかは
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“稼穡”の意味
《名詞》
穀物を植えることと収穫すること。農作業。
農作物。
農業。
(出典:Wiktionary)
稼
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
穡
漢検1級
部首:⽲
18画
“稼穡”で始まる語句
稼穡播種