“種族(やから)” の例文
穢多の中でも卑賤(いや)しい身分のものと見え、其処に立つて居る丑松を同じ種族(やから)とは夢にも知らないで、妙に人を憚(はゞか)るやうな様子して、一寸会釈(ゑしやく)し乍ら側を通りぬけた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)