秋田春慶あきたしゅんけい)” の例文
能代のしろ漆器しっきはいつもその一つであります。「秋田春慶あきたしゅんけい」とも呼ばれていてひのき柾目まさめを素地にし、幾回かこれにうるしを塗って、なおかつ柾目の見えるのを誇りとします。透明な黄味を帯びた塗であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)