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禘
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てい
ふりがな文庫
“
禘
(
てい
)” の例文
ある人が
禘
(
てい
)
の祭のことを先師にたずねた。すると先師は、自分の手のひらを指でさしながら、こたえられた。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
『論語』の
八佾
(
はちいつ
)
篇においては、孔子は宗廟の祭りや
泰山
(
たいざん
)
の
旅
(
まつり
)
や
禘
(
てい
)
の祭りや
告朔
(
こくさく
)
の
餼羊
(
きよう
)
や社の樹などについて語っているにかかわらず、その主たる関心は礼の保持であって信仰の鼓吹ではない。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
「
禘
(
てい
)
の祭は見たくないものの一つだが、それでも酒を地にそそぐ降神式あたりまではまだどうなりがまんが出来る。しかしそのあとはとても見ていられない。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
禘
部首:⽰
14画