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神韻縹渺
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しんいんひょうびょう
ふりがな文庫
“
神韻縹渺
(
しんいんひょうびょう
)” の例文
わたくしは、漢室の
鄙徒
(
ひと
)
、
涿郡
(
たくぐん
)
の愚夫。まあ、そんな者でしかありません。先生の大名は、耳に久しく、先生の
神韻縹渺
(
しんいんひょうびょう
)
たるおすがたには、今日、初めて接する者です。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我々はその全体において
神韻縹渺
(
しんいんひょうびょう
)
として霊気人を襲う者あるを見る、而もその中の一物一景についてその然る
所以
(
ゆえん
)
の者を見出さんとしても到底これを求むることはできない。
善の研究
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
神韻縹渺
(
しんいんひょうびょう
)
として、山荘の軒に、霧の迫ってくる心地がするのである。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
韻
常用漢字
中学
部首:⾳
19画
縹
漢検1級
部首:⽷
17画
渺
漢検1級
部首:⽔
12画
“神韻”で始まる語句
神韻
神韻漂渺