神主体かんぬしてい)” の例文
裏口の戸をガタピシとあけて、そこへ現われたのは、狩衣かりぎぬをつけて、わらはばき、藁靴をいた、五十ばかりの神主体かんぬしていの男。金剛杖を柱に立てかけて
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)